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「子育てハッピーアドバイス」の著者の講演会に行ってきました! [育児]

「子育てハッピーアドバイス」
子育てが楽になるコツ教えます〜
という講演会が市の公民館であったので、
夫と子供と三人で行ってきました!

無料託児もあったのですが、
30分でいっぱいになっちゃったらしく
子供も一緒に聞きました。
途中で泣いて迷惑かけましたが、
赤ちゃん連れが多かったので気が楽でした!

明橋大二さんという精神科医の方で、
色々な患者さんと接してられる臨床経験豊富な方でした。

今の子供達の自己肯定感が
諸外国に比べて低いことや、
それが大きくなって摂食障害などの症状につながっていること、
なぜそうなるのか、
子供の心の成長の仕方…など、
面白おかしく話してられて
あっという間でしたが、実りが多かったです。

子育てで悩んでいたこともあって
恥ずかしながら何度も涙しながら
隣の夫にばれないように気をつけながら
聞いていました。


私が印象に残ったのは、

子供は手のひらの卵みたいなもの…
大事にし過ぎるとつぶれてしまう、
放ったらかしにすると落っこちて割れてしまう…
というもの、

子供は安心している状態でいると意欲がうまれて
自立したくなる、でも自立は自由だけど不安でもある
だからまた甘えて安心したくなる、
安心したらまた意欲が生まれて…の繰り返しなんだよ…と。


反抗しているのは、いままで甘えられて安心したから。
育て方を間違えたのかしら…じゃないんだよ…と言ってもらえて、
最近反抗し始めて手がかかったり手に負えない我が子と一緒にいて
自分のせいなんじゃないか…と責任を感じていましたが
ほっと安心しました。

3歳までに自己肯定感が育たないと、
しつけや勉強の意欲も生まれない…

自分は生きていていい大切な存在なんだ…と思える自信が
やる気につながる、という話もありました。
でも、3歳を過ぎても、何歳になっても手遅れということはなくて
さらにもっと時間が過ぎてもいじめなどによって自己肯定感がへし折れることもあって、
そんな時に大きくても甘えさせてあげるということが大切なんだ…とおっしゃってました。

HCVという精神的に敏感な子供の話も聞きました。
気が効いて、いろいろなことに過敏で、
お母さんがため息をついただけで「大丈夫??」と言えるような子は、
学校で誰かが先生に怒られているだけで怖くなってしまって
いじめがなくても学校に行けなくなることもある…
それは障害でもなく、その子の性格で、
優しい子なんだ…ということも聞きました。
(5人に1人くらいの割合だそうです。)

私も子供の時にそういう心当たりがあって、
職場でも上司が後輩を怒っていることが毎日ストレスで
お腹が痛くなったりしたことを思い出しました。

異常じゃないとわかって、ホッとしました。


あと、
学校でいじめをしている子供が家で虐待をされている例で

先生が
「いじめはダメだ、友達は大切にしなきゃいけないんだ」と教えても

いじめてた子は
「先生はそいつだけを守っている、自分のことは誰も守ってくれないんだ…」
と言って話を聞くと虐待をされていた、誰も助けてくれなかった…と。

こういうような子に「他人に優しくしましょう」といったところで、
自分が優しくされていなくて自己肯定感がない場合リアリティがない…
(もちろんいじめを肯定するわけではなくて)
という話があって

昔テレビで見てた金八先生の兼末健次郎を思い出しました。
(お兄さんが東大を卒業したけど引きこもりになってしまい、
今度は自分が期待されて、過度の干渉とお兄さんの家庭内暴力に苦しんで
学校で陰湿な先生いじめや生徒いじめをしていたあの回です。)

話はずれましたが、
子供を育てているお母さんにもこの構造が当てはまる、とおっしゃってました。
世間のお母さんへの目が厳しく、
騒いでいる子がいたら「最近のお母さんは駄目だ」
駄々をこねている子がいたら「子供を甘やかしているからそうなるんだ」
…など

例えば
夫の帰りが遅くて一人で頑張っているお母さんたちを
周りが温かい目でサポートしてあげなくて
お母さんたちが子供を大切にしてあげられるだろうか…

母親を責めずに、まずここまで育ててきた苦労をねぎらおう、
子供が餓死してないって言うことは
最低限ご飯をあげてお世話してきたからじゃないか…
「子が宝なら母もまた宝」

というようなことを話してられて、
なんだか褒められすぎているような気持ちになりましたが、
ほめられるってとっても気持ちが良いなって思いました、
これを子供にすればいいんだ…と思いました。

最後に読んでもらった絵本もとってもいい内容でした。
「ええところ」といって、
なんの取り柄もない、ダメなじぶん…と思っていたあいちゃんが
友達のともちゃんに『手が温かいところ』をほめてもらって…
という心温まるお話でした。


講演会の内容に関して
夫は、よくあるようなありきたりな話だった…と言ってましたが、
子育てに悩んでいた私にとっては子供に優しく接することができるきっかけになるような話でした。

講演会は無料でしたが、
記念に日めくりカレンダーを買いました!
(「子が宝なら母もまた宝」というサイン入り!!)
毎日めくりながら思い返して
子供に怒鳴ったりひどい言葉をいいそうになったら
見て気持ちを整えようと思いました!!













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みかん

初めまして。
私も「子育てハッピーアドバイス」持ってます♪(シリーズ数冊も)大切にしてます(^^)
「日めくりカレンダー」は”子が宝なら母もまた宝”のページが一番好きで、ずっとそのページにしてました(笑)
講演会、いいですね♪ そのお話の記事を拝見できて嬉しいです(^^)
by みかん (2016-03-13 19:58) 

ちょこ

みかんさん、コメントありがとうございます^^
そう書いて頂けて、日記に書かせてもらってよかった〜って思いました!
日めくりカレンダー、私もお気に入りのページが何個か出来そうでひめくらなさそうです…笑
子育てでアドバイスの本も、とってもいい内容ですよね〜
大事にしてもらう暖かさがあって、大事にできる…というのは
本当だな〜と思いました。

by ちょこ (2016-03-13 23:25) 

ちぃ★

素敵なお話ですね。
子どもをほめるのと同じように、ママも認めてもらいたいですよね。

旦那さん、一緒に行ってくれるだけでもちょこさんとお子さんのことを考えてくれてるんですね★
by ちぃ★ (2016-03-14 11:05) 

ちょこ

ちぃさん
ありがとうございます!!そうですよね、ママってなかなか認めてもらいにくくて、子供の成長で自分の実績を認めてもらいたがるようになっちゃうと、子供じゃなくて自分のための教育になりかねないな…とも思いました。

確かに、一緒に講演会に行ってくれることに感謝しなきゃですね!!
by ちょこ (2016-03-14 13:23) 

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